診療内容

歯周病治療のこだわり

当院では歯ブラシを薬だと考えています。

内科のお医者さまで処方されるお薬と同じ考え方です。

歯科のメーカーは様々な改良を加えて歯ブラシを開発しており、使い方次第で効果に差があり自己流なブラッシングの方との結果の違いは明白です。

歯周病治療の基本は歯ブラシです。
この歯ブラシを適切に使えるか？患者さんに協力していただけるか？に歯周病治療の成否がかかっています。

歯ブラシの使われ方は100人いたら100通りあります。
予防のプロである歯周病学会認定歯科衛生士が、患者さまの状態にあった正しい情報をしっかりと伝えて予防・管理に力を入れています。

近年、歯周病の初期症状である歯肉炎の低年齢化が進み、小学生でも症状がみられることがあります。
歯ぐきに腫れがある小学生に毎週歯科衛生士がブラッシング指導を行った結果、１ヶ月後症状を改善することができましたが、1年後検診をしたところ、再発が確認されました。

磨き方のクセやブラシの当たりが不十分で汚れの取り残しが増えると、再び歯周病菌が活性化して再発してしまいます。

症状によっては治療が長期間になることもあり、ご来院が困難になることも考えられます。
その際には、地元の歯科医院さんに連絡を差し上げてご紹介させていただいております。
今まで行った経過やレントゲン写真のコピーなど資料を添えて詳細に次の先生にご連絡させていただいております。